Adobeイラストレーターでペンタブを使ってみたい!
でもどれを選ぶべきなのかわからない。

新しいものを買うときはこういった悩みがつきものですね。
そこで実際にわたしが購入し、Windows・Mac両方のパソコンで利用したペンタブを紹介します。
ペンタブを利用することでイラレでの表現の幅も広がり、うまく使えば作業効率もUPします!
この記事ではこんな疑問にお答えしていきます。
実際に利用した経験をもとに、ペンタブで作成したイラストなどもあわせて紹介しますのでぜひ参考にしていただければと思います。

イラレでペンタブは利用できる?

結論、AdobeのIllustratorでペンタブは問題なく使えます◎
ペンタブは使い慣れるまでに少し時間がかかるので、購入を決意しているなら早めに購入した方が操作にも早くなれることができます。

イラレでの使用におすすめのペンタブについては次の章で紹介します。
わたし自身がWindows(LAVIE)、Mac(MacBookPro)の各ノートPCで利用できることを確認したペンタブです!
【ペンタブについて】
ここでお話するペンタブは、写真のように板状の入力装置のようなもので、パソコンなどにつないで使用するタイプです。「板タブ」とも呼ばれています。
これに対してタブレット上で直接描きこめるタイプを「液タブ」と呼んでいます。※ただし液タブも基本的にはPCとの接続が必要です。
\おすすめの液タブ情報はこちら/
ペンタブ(板タブ)はどこで購入できる?
主な購入方法としては、「家電量販店」「公式ストア」「Amazon、楽天市場などのオンラインストア」が挙げられます。
中でもおすすめなのは家電量販店などで試した上で、「Amazonのタイムセール」や「楽天市場の5や0がつく日のポイントアップデーやお買い物マラソン時」に購入する方法です。
普段からAmazonや楽天のサービスを使用している方ならポイントも貯まりますし、公式と比較しても安価に購入することができます!

面倒な登録や住所・支払い手段の入力が不要なのも嬉しいですね♪
イラレでの利用におすすめ!初心者向けペンタブ(板タブ)を紹介

初めてのペンタブであればワコム社の「Wacom intuos(ワコムインテュオス)」シリーズをおすすめします。

Wacomは、埼玉県に本社がある国内電子機器メーカーです。高性能な液晶タブレットやペンタブレットをそろえており、世界的にもトップシェアを誇っています。
Wacom Intuosシリーズをおすすめする3つの理由
Wacom Intuosシリーズをおすすめする理由は3つ。

特にわたしのようなペンタブ初心者や、英語に抵抗感のある方にとっては日本語のサービスはありがたいですね。ワコムが日本の会社であるということは安心だと感じるポイントです。
購入商品 Wacom intuos small ベーシック
わたしが購入したのは「Wacom intuos small ベーシック」という商品です。
後ろに「ベーシック」とつくものはケーブルでペンタブとPCをつなぐタイプです。
購入時の価格は約8,000円。

正直どの程度ペンタブを活用できるかわからないので、1万円以内には収めたいという気持ちで購入しましたが、結果として非常に満足しています。

さらにハイスペックなWacom Intuos Proという種類のペンタブも販売されていますが、金額もかなり高額になります。
アニメのような繊細なイラストを描く予定がなければ必要ないと思います。
\Wacom Intuos Small ベーシックのレビュー記事/
Wacomの板タブには3つのシリーズ
Wacomのペンタブ(板タブ)は3つのシリーズで展開されています。
wacomのペンタブ(板タブ) は大きくわけて3種類。下へ行くほど高価になります。
- One by wacom (ミニマムの機能、筆圧検知やタブレットのボタンなし。最安のモデル)
- wacom intuos (私も購入した中間モデル)
- wacom intuos pro (高性能モデル)
さらに上記シリーズの中でも、サイズや有線か無線タイプかなどによって商品が分かれています。

じゃあ早速購入しちゃおう!
と思ったあなた!少しだけ待ってください!
注意点もいくつかありますので、次にお話しします。
Wacomのペンタブ(板タブ)購入前の注意点

Wacomのペンタブを購入する前の注意点として以下のことを覚えておきましょう。

わかりづらいと思うので1つずつ解説しますね。
注意点1 Wacomのペンタブはやや高い(個人の感覚です)
わたしの購入したWacom intuos smallベーシックですが、「タブレット」、「専用ペン」、「USBケーブル」のセットで8000円程度でした。
Amaonや楽天などで本日検索をかけても同じくらいの金額ですので、これが今の相場だと思います。


Amazonのタイムセールやポイントアップデー、楽天のお買い物マラソンなどを利用すればよりお得に購入できることがあるので必ずチェックしましょう!
Wacomの他のモデル(one by wacom)や、他社商品ではもっとやすいものもあります。
ですが、Illustratorでペンタブを利用している方は、圧倒的にWacomのIntuosシリーズ利用者が多かったのでWacomのIntuosを購入することに決めました。

実際に利用してみても問題ないですし、筆圧検知で線にバリエーションも出るので数千円の違いならOne by wacom よりも Intuos シリーズがおすすめです!
\Wacom Intuos Small ベーシックのレビュー記事/
注意点2 ネットショッピングでは有線と無線がわかりづらい
Wacom intuous small ベーシックには、パソコンとタブレットをケーブルでつなぐ有線タイプのものと、Bluetoothでつなぐ無線(ワイヤレス)タイプのものがあります。
有線タイプ → 末尾にベーシック (例:Wacom Intuos small basic など)
無線タイプ → 末尾にワイヤレス (例:Wacom Intros small ワイヤレスなど)
という名前がついており、基本的には有線タイプの方が安いです。
作業環境によってはケーブルが邪魔になったり、出先で作業をする場合は、わざわざケーブルを持ち歩かなければならないなど、ワイヤレスの方が向いているケースもあります。

ご自身のスタイル・ご予算に合わせて選ぶようにしましょう。
なお、ワイヤレス商品はブラックだけでなくグリーンやピンクなど別のカラーも展開されています。


注意点3 サイズ選びの重要性
ご自身のPCサイズと差異が少ない方が使い勝手が良くなります。
わたしの利用するWacom intuos smallベーシックは、スモールとつくだけあって小さめです。
ペンが反応する範囲は約縦10cm×横15cmしかありません。
ペンタブでペンが反応する範囲と、対応するPC画面の関係はこの図のようになっています。
例えば右上の頂点をペンでタッチするとPCの画面上ではPCの右上あたりをマウスでクリックしたのと同じ動きになります。
ペンタブのサイズとモニターのサイズの差が大きいほど、違和感が生じやすくなりそうです。

わたしは小ぶりなノートPCを利用しているので違和感はありませんが、(とは言え、大きさに関わらずペンタブの操作感覚になれるまでは違和感しかないです・・・)
大きなモニターのPCで、デスクのサイズにも余裕があればMediumサイズの方がベターかもしれません。
こちらも、ベーシック(優先)とワイヤレスはお間違いないようご注意ください!

≫Amazonで口コミをチェックする ※Mサイズのレビューをご覧ください。
不安な方は最初から画面に直接書き込んでいる感覚の「液タブ」も検討に入れてみましょう。
\おすすめの液タブ情報はこちら/
注意点4 対応OSに沿っているか確認する
わたしの使用しているPCで利用できたとはいえ、対応(サポート)外のOSでは機能しないため注意が必要です。
現時点の対応表です。

また、対応のOSであってもMacでの不具合の情報もしばしば耳にします。
Adobe社のヘルプページにこんな情報がありました。
MacのOSで、Wacomのタブレットを利用した際にAdobe Illustratorで下記の不具合が報告されている
- 消しゴムツールが機能しない
- ブラシの筆圧オプションが利用できない
- キーボードショートカットが機能しない
わたしは購入後PCをWindowsからMacへ買い換えておりますが、特にMacでも上記のような不具合は生じませんでした。OSやペンタブのドライバのバージョンなどにもよる可能性がありますね。

デザインやイラストのお仕事ではMacを使っている人も多いですよね。
知っておくと不具合があった際にストレスになりにくいと思いますので頭の片隅に置いておいてください。
イラレでペンタブが活かせる作業

Adobe Illustratorでペンタブの力が特に発揮されるのは、手書き風のイラストや文字を書く作業です。
例えば、「ブラシツール」や「えんぴつツール」を利用する時。
ブラシツールやえんぴつツールをマウスでやろうとするとどうしてもぎこちない線になってしまいますが、ペンタブを使うと滑らかになります。

まだ使い始めたばかりの頃のイラストのため、画力についてはご容赦ください…(汗)
ペンツールを使用してマウスで手描きの下書きをトレースしていくことも出来ますが、ペンタブを使った方が断然早いです。
下記は購入後1週間程度で少し慣れてきたころのイラストセットです。手描きのイラストがサクサクかけるので楽しくなります(笑)

ペンタブでは「タップする」「ドラッグする」などマウスと同様の操作も出来ますが、慣れないうちはフリーハンドで書く(描く)以外の操作はマウスの方がやりやすいので、ペンタブとマウスを併用するのがおすすめです。
ペンタブでかいた文字やイラストも1画ずつパスとして認識されるので修正がカンタン!伸ばしたり縮めたり、カーブを変えたりと、簡単かつ細かく修正することが出来ます。
逆に言えば、図形等のモチーフを利用したデザインのみであればペンタブは一切不要です。

イラレ自体をこれから使用するという方にはイメージしづらいかもしれません💦イラレは1週間無料で利用することも出来ますので、試してみて下さいね♪
まずは無料・お手頃にAdobe Illustratorを学びたい方には下記の記事がおすすめです。
iPadでもイラレを使用することができます。
ペンタブでの操作と異なり、iPad1つで画面に直接描きこむアプローチができます。
非常に便利ですが、iPadで利用できるイラレはiPad専用のため、デスクトップ版よりも機能が限定されています。
\iPad版とデスクトップ版のイラレの違いをチェック/
まとめ:イラレにオススメのペンタブ

本日は、イラレ利用にオススメのペンタブについてお話ししました。
主な内容はこちらです。
ペンタブがあるとAdobe Illustratorで出来ることも増えますし、手描きの文字やイラストが楽にかけるようになりますよ!

Wacom intuosシリーズをもう一度整理してみよう!

黒・ピスタチオグリーンもあります

黒・ピスタチオグリーンもあります
慣れるまでは時間がかかりますが、使いこなせるようになれば業務効率も上がります♪
ペンタブについてさらに詳しく知りたい方は下記も併せてご覧ください!
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